case

事例紹介

2023

ケアパートナー株式会社

フードソリューションサービス

ベジリンクは、ケアパートナー株式会社と共同で食品ロス削減への取り組みを行っています。

取り組みの概要


食品ロス削減対策の一環として、ふぞろい野菜を活用した地産地消に取り組みました。ふぞろい野菜は、味や品質には問題がないものの、形状や色などから基準を満たさず、市場に出回りにくい野菜です。今回の取り組みでは、ケアパートナーと共同で、「たがやす倶楽部」齋藤農家(千葉県山武市)で採れたこだわりの野菜を、千葉県にあるデイサービス事業所11施設にてお客様に召し上がっていただきました。

使用した野菜


表面に多少の傷や剥がれがあり地域の出荷基準から外れてしまったシャドークイーンを使用しました。シャドークイーンとは、北海道で開発されたジャガイモの一種で、外見が黒っぽい濃い紫色、中身が鮮やかな濃い紫色をしています。このジャガイモの果肉には多くの「アントシアニン」というポリフェノールが含まれており、調理してもしっかりと紫色が残るため、その彩りを生かして様々な料理やお菓子に使うことができます。

取り組みについて


今年の7月と8月にケアパートナーの事業所において、デイサービス内で提供している食事にシャドークイーンを使用した様々な食事を提供しました。
参加者の方からは、鮮やかな紫色のジャガイモに対し感嘆の声があがりました。
今回の取り組みにより参加者の方にも、メニューに使われている食品に興味を持っていただき、会場に設置されていたポスターや食事を通してより身近に食品ロスを感じていただくことができました。
また、提供する食事にふぞろい野菜を使用することで、通常出荷の段階で生じる20%~30%の食品廃棄も削減する取り組みとなりました。