2022年11月28日
しいたけ栽培から学ぶSDGs
こんにちは!ベジリンク編集部です✨
2022年11月11~13日に開催された「みなと環境にやさしい事業会議 企業と環境展」に出展いたしました!
イベント内では、「しいたけ栽培キット」を切り口とした、小学生向けのワークショップも行いました。
子どもたちが“きのこ”を自ら育てることで、環境問題やSDGsを楽しく学べるだけでなく、達成感や思いやり、不思議に思う気持ちや感性を広げる機会提供ができたらという想いも込め実施しました✨
突然ですが、きのこの正体は何だと思いますか?
野菜や果物のような植物ではなく、「菌類」ということを皆さんご存知でしたか👀?
大人でも意外と知らない方がいらっしゃるかと思います。
きのこのカサの下から出てくる胞子(種のようなもの)が発芽すると、菌糸と呼ばれる状態になります。
その菌糸がさらに多く繋がり、大きく生長したものが“きのこ”となるのです。
とても奥が深い、きのこの世界。
今回はしいたけ/舞茸/なめこ/キクラゲを実際に用意し、
前半できのこの歴史や生態、育て方などあらゆる側面からクイズ形式で楽しみながら学んでもらいました🍄
さらに、実際に菌床でしいたけが成長する姿を見てもらい、収穫体験の機会も設けました。
いきいきと生えているしいたけを間近で見た子ども達は興味津々🎵
自分の手で触り、観察し、匂いを嗅いでみたりと、それぞれが楽しんでいました。
スーパーや家庭にある姿しか見たことのない子どももいたので、目をキラキラ輝かせながら凝視している姿が印象的でした!
後半は、しいたけ農家の永島さんと中継を繋ぎ、しいたけの菌床栽培について説明いただきました。
菌床の作り方や仕組み、具体的な環境への取り組みなど普段はなかなか知る機会のない話に、
子ども達だけでなく保護者の方々からも「へぇ~」と声があがっていました。
しいたけの菌床栽培は、畑の「循環」を作ります。
栽培が終わった後の菌床は、発酵させると堆肥として使うことができるので、
土に還り、美味しい野菜を作るための栄養分としても活躍します。
しいたけは食べるだけでなく出汁としても使えるため、もともと無駄のない食材ですが、菌床まで環境に優しいのです!
まるで、‟畑のスーパーヒーロー”ですね✨
最後は、しいたけ菌床キットを参加者の子ども達にプレゼント。
きのこ博士となった子ども達がお家でしっかり育ててくれていることを願い、今回のワークショップは終了しました。
大事に抱え、嬉しそうにしいたけ菌床を持って帰る姿が印象的でした( *´艸`)
お越し下さった皆様、改めてありがとうございました👐
ちなみに…
現在、ベジリンクのオフィスにも菌床キットがあり、メンバーで大切に育てています🍄
日々成長していく姿を見ていると、とっても愛しく感じますね🥰
最初に収穫したしいたけは、肉詰めにして食べました🍴
■まとめ
今回は、しいたけとSDGsの繋がりに関してご紹介いたしましたが、
ベジリンクでは保育園向けに新鮮で美味しい野菜と、農家さんの全面協力の食育コンテンツをお届けしています。
また、しいたけキットも弊社の食育コンテンツとしてご用意しておりますので、
ご興味があれば、お気軽にお問い合わせくださいませ。
最後までご覧いただきありがとうございました!次回もお楽しみに!
記事:ベジリンク編集部
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永島農縁 永島太一郎さんプロフィール
神奈川県茅ケ崎市出身、2012年より横浜市金沢区でしいたけ栽培を開始。完全無農薬で秋~春にしいたけ、春~秋はキクラゲ栽培での周年生産を行い、加工・販売までも手掛ける。栽培に使用する電力に再生可能エネルギーを使用し、環境にやさしい取り組みを行っている。農業体験の受け入れや、福祉・教育機関連携も積極的に行う。
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