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絹さやとスナップエンドウって同じ野菜?違いがわからない人必見!これで迷わない「サヤエンドウ」

こんにちは!ベジリンク編集部です✨
日中暖かい日が増えてきましたね🌞

ゴールデンウィークも終わり、春から入園してきた子どもたちも、そろそろ保育園での生活に慣れてくるころではないでしょうか。

給食にも少しずつ慣れてきたけど、好き嫌いが多くてなかなか完食してくれない子もいる…
というお悩みを抱えているケースもあるのではないでしょうか👀?

さて、今回のテーマは「サヤエンドウ」についてご紹介いたします。


💡サヤエンドウの豆知識

サヤエンドウは春にスーパーでもよく見かける食材ですが、実は仲間がたくさんいるって知っていましたか?
早速ですが、こちらの図をご覧ください👇

サヤエンドウの大元である「エンドウ」が、どの状態で収穫され食べられているかで名称が変わります👀

 ・芽を食べる場合・・・「豆苗」
 ・若いさやの状態で食べる場合・・・「サヤエンドウ(スナップエンドウ、絹さや)」
 ・未成熟の実を食べる場合・・・「グリーンピース」
 ・成熟し乾燥させた実を食べる場合・・・「エンドウ豆」

意外と知らなかった方も多いのではないでしょうか!

サヤエンドウの主な産地は鹿児島県、愛知県、和歌山県、福島県で、
輸入ものも含めると通年で出回ってはいますが、特に旬でおいしい時期は4~6月頃です。

💡食育授業で扱うなら

通年で出回っているものがあり、いつでも手に入る食材ほど旬がわからなくなるものです。
だからこそ、旬の食材を給食や食育で扱うことは非常に重要です!

また、子どもたちが飽きずに話を聞いてもらうためには、飽きさせない工夫が必要ですよね。

ここからは、おすすめの食育活動をご紹介します。

<学ぼう>

先ほど豆知識でも解説しましたが、まず子ども達にサヤエンドウの仲間を知ってもらうのがおすすめです✨

さやごと食べられるもの、実だけを食べるもの、芽を食べるもの、種類によって食べ方が異なるという点等で興味をもってもらうきっかけとなるからです。

実際に畑で生育している姿を子どもたちにも見てもらいたいところではありますが、難しい場合は写真や絵本を用いましょう📖

 ●参考絵本:「ぷっくり えんどうまめ」(いわさ ゆうこ/童心社)https://www.doshinsha.co.jp/news/detail.php?id=2301


<触ってみよう、観察してみよう>

ここからは、「絹さや」と「スナップエンドウ」を用いた食育活動の進め方について解説していきます。

「絹さや」と「スナップエンドウ」をおすすめする理由としては、扱いやすくて手軽に入手しやすい点や、さや・実の厚さや大きさが対照的で子ども達には興味をもってもらいやすいためです。

まずは子ども達に手に取ってもらい、固さを確かめたり、においを嗅いでみたりと自由に触れて観察してもらいましょう。

そして、さやを割って実が綺麗に並んでいる姿も是非見てもらいたいです👀
上記のイメージ写真からもわかる通り、規則正しく並んでいて可愛いですよね🌷

※感染症予防等の観点から、ジップロックなど袋の上からにぎにぎ触らせるのもひとつです☝

余談ですが、先日ベジリンクのメンバー数名で農家さんの畑に伺った際、ちょうど体験授業で訪れている保育園の子どもたちがいました。

その日は絹さやとスナップエンドウをみんなで収穫体験していたのですが、
2歳児は、先生や周りのお友達が触れるまでは警戒心があり、なかなか近づかず。
3~5歳児は、収穫のやり方を説明するとすぐに手に取り始めていたので、月齢によっても大きく差が出るものだな~と感じました👀

<お手伝い(筋とり)してみよう>

額の部分をプチっと折り、す~っと筋を取っていきます。
まずは先生がお手本を見せて、実際に子ども達にもやってもらいましょう👌

筋とりは手先を使うので、細かい作業ができるようになる3歳以上がおすすめです。

はじめは上手く取れない子ども達も、一度コツを掴むとするする取れるようになり、口を尖らせて、集中して取る子も出てきます。

<食べてみよう>

サヤエンドウやグリーンピース等、青臭さが残る野菜は苦手な子どもたちもいますよね😢
毛嫌いして、なかなか食べてくれないなんてこともあるのではないでしょうか。

食育授業を行ったうえで給食で出すと「これ知ってる!さっき見たやつだ!」という気持ちになりますし、
筋とりもしたことで、自分自身がお手伝いをした!という意識に繋がり、食べられるようになる子もいるものです✊

是非参考にしてみてください!


まとめ(編集後記)

今回は、旬な食材「サヤエンドウ」をご紹介しましたが、
ベジリンクでは保育園向けに新鮮で美味しい野菜と、農家さんの全面協力の食育コンテンツをお届けしています。

ご興味があればお気軽にお問い合わせください。

最後までご覧いただきありがとうございました!次回もお楽しみに!

記事:ベジリンク編集部