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パークトラックが実現する、次世代型の「井戸端かいぎ」をご紹介

こんにちは!ベジリンク編集部です✨

日中暖かくなる日が増えてきましたね。
道端にはたんぽぽが咲いていたり、虫も出てきたりと子どもたちにとってわくわくできる要素が盛りだくさん🌷

子どもたちをお散歩に連れて行く際、公園に行ったり地域の方々に話しかけられたりなんてこともあるのではないでしょうか👀?

子ども達にとって、よりよい教育や環境を確保するためには、
保育園⇔家庭間だけでなく、地域とも連携を行うことが必要だと言われています。

ベジリンクでは、地域コミュニティの場づくりの一環として豊島区が進める『小さな公園活性化プロジェクト』内の取り組み「PARK TRUCK(パークトラック)に関わっています。

先週も、土曜は上がり屋敷公園、日曜は西巣鴨二丁目公園でパークトラック活動を行ってまいりましたので、少しご紹介です🚙

いつもはドリンク販売や遊具や絵本の貸し出しなどを行っているパークトラックですが、
日曜に訪問した西巣鴨二丁目公園では、2年ぶりに「井戸端かいぎ」を開催しました✨

「井戸端かいぎ」とは、その名の通り地域住民の皆さんと共に公園を育てていく場を設けており、
上がった意見やアイディアを吸い上げ、実際に反映していきます。

地域住民の皆さんや大学生ら多くの方々に駆けつけていただき、
「公園という場を活用し、自分たちには何ができるのか?」を話し合いました。

今回は、普段ベンチとしても使える「防災かまど」がテーマになりました。

災害時に備え、住民の皆さんに「防災かまど」の役割や使い方を知ってもらうためにはどのように周知していくのが良さそうか、
という話をしていたのですが、、、

「そもそも防災かまどの存在も中身も知らない。むしろ知っている人はいないのでは?」という意見が上がり、
実際にみんなで防災かまどの蓋を開けてみることに👀

防災かまどの中には、炊き出しを行えるように写真のような調理器具が収納されています。
中身を初めて目にした皆さんは「こんな風に入っているんだ〜😲」と驚きを隠せず!

「今あるベンチの場所に配置して身近に感じてもらい、防災かまどを使ったイベントを実施してみるのは?」

「いざという時、燃料としても使えるように公園に針葉樹を植えるのは?」


実物を見ることでイメージが沸き、次々とアイディアが上がり、より具体的な話が進みました。



また、公園内の花壇についても話が上がりました。

■子を持つ保護者の方:
「子どもと公園に行くといつも綺麗な花壇が目に入り爽やかな気持ちになります。なので、草むしりや水やりなど何か自分達にもできることあればと思っていましたが、勝手にするのは良くないだろうし、誰に伝えるのが良いのかも分からず結局何もできずにいました。」

■花壇を管理されている方:
「本当は若い人達にも一緒にやって欲しいとは考えているけど、どう思っているかわからないし、どうやって声かければいいかもわからなくて…だから結局、平日集まれる年配層で作業してるのよ」

それぞれの世代が抱えている想いも共有できただけでなく、定期的に話す場を設けたいとの声があがりました。
自由に意見が飛び交う姿は、まさに井戸端会議そのもの。

アイデアを出し合い、具体的にどんなことを実践していくかが少しずつ見えてきたところで今回は終了。
来月もパークトラックが公園に来る際に井戸端かいぎを実施することに。


ちなみに、パークトラックは週末に豊島区内の公園を周回しており、
5月は20(土)、21日(日)、28日(土)、29日(日)の予定です🚙

開催場所は豊島区の公式Facebook『豊島区「わたしらしく、暮らせるまち。」推進室』をご覧ください。

※運行時間:11:00~15:00
※悪天候の場合は中止となります

そういえば、最近はパークトラックが来るのを楽しみにしてくれている地域の子どもが増えてきていると実感しています。

約3年前に運行が始まり、当時小学生でよく遊びに来ていた地域の子も気づけばもう中学生に。
今でも部活帰りに来てくれたりと、徐々にパークトラックの取組みが地域住民の方々に浸透してきていると思うと感慨深いです😢💛

多くの人が住まう街だからこそ「人と人が繋がれる地域コミュニティの場づくり」に貢献するために、
ベジリンクは引き続き頑張ってまいります。

最後までご覧いただきありがとうございました!次回もお楽しみに!


記事:ベジリンク編集部