2022年4月21日
子どもに大人気な「とうもろこし」は食育の宝庫!
こんにちは!ベジリンク編集部です✨
新年度はクラス替えや入園など先生方にとって忙しい時期ですね。
新たに担任をもつことになった保育士さん、献立作成ー食材発注ー食育業務などを担当することになった栄養士さんも多くいらっしゃるのではないでしょうか👀?
子どもたちに色々な経験をさせてあげたいけど、あれこれやることが多くて手が回らない…
そんな保育士さんや栄養士さん方のために、今年度からベジリンクでは
“『食』で子どもの成長を支援する”を軸とした、園でできる食育情報を発信していきます。
難しいイメージのある「食育」ですが、
ベジリンクでは「机に張り付いて学ぶ」ことを推奨していません。
「全ては体験から」の概念で、
小さい子どもたちに楽しく学んでもらえる視点で色々お伝えできたらと思っています。
肩の力を抜いて読んでもらえたら嬉しいです(*^^*)
さて、今回のテーマは、子どもに大人気な「とうもろこし(スイートコーン)」についてです。
【とうもろこしの豆知識】
突然ですが、質問です!
日本で一般的に多く流通するとうもろこし(スイートコーン)。
出荷量が最も多く、品質・価格ともに安定するのは何月だと思いますか👀?
正解は…7月です!
バーベキューやお祭りの屋台など、夏の風物詩としてイメージする方も多いと思います🌴🌞
主な産地は北海道、茨城県、千葉県で、
各エリアの出荷量ピークは九州だと6月、関東近郊は7月、北海道では8~9月に迎えます。
とうもろこしは収穫するとすぐに糖分がでんぷん質に変化し甘みが薄れてしまうため、
”鮮度が命”と言われる食材の一つです。
そのため、新鮮な状態のとうもろこしを使いたいのであれば、保育園から近い産地のものを取り扱うのが理想的です!
例えば、関東エリアの保育園さんが「ひげ付きとうもろこし」を注文したい場合には、6~7月をおすすめします🌟
8月以降になると、遠方エリア(北海道産など)の産地からお届けになり、鮮度を保つために氷漬けでの輸送となります。
また、長時間の輸送時間になることで、ひげが氷に触れることで劣化しやすく、かびが発生するリスクもあることから、
「ひげ付き」とうもろこしの納品は難しくなっていきますので注意が必要です⚠
※保育園の所在地によって「旬」や「遠方」の概念は変化します。皆さんの園に当てはめてお考えください!
【食育としての使い方】
「とうもろこし」は甘くて美味しくて子どもたちにも大人気ですよね。
実は、品種によって色や用途も異なったり、子どもが興味関心を持つようなネタが豊富なので、食育教材としてもとってもおすすめです!
月齢によって深堀できる範囲は変わっていきますが、
下記ご紹介する3つのポイントを抑えることで、より子ども達の理解が進む食育を行うことができますよ👐
①学ぶ
・生育を知ってもらう
→実物を見せるのが理想ですが、難しければ絵本や図鑑、写真などを用いて説明します。 また、お米の仲間であることを話すのもびっくりするポイントです👀
●参考絵本:「とうもろこしくんがね…」(とよた かずひこ/童心社)
https://www.doshinsha.co.jp/search/info.php?isbn=9784494003761
②触れる
・実物を手に取り、ひげをとったり皮むきを行う
→皮と実の色が異なるため、むく必要のある範囲が明確なのでわかりやすいです。また、ひげ1本1本が実(粒)と繋がっている=数が一致していることも伝えるとびっくりするポイントです👀
「皮をむくとだんだん色がうすくなってきた!」
「1粒をよーく見ると、豆みたいな形をしてる!」
じっくり観察してみたり、匂いをかいでみたり、触ってみたりしていくと、
子どもたちからこんな意見が自然と出てくることも✨
ベジリンクが取り扱う食育コンテンツの中でも大人気のとうもろこし。
今年は、子どもたちの身長を超える\\150cmの茎が付いたとうもろこし//※をご用意してみました👏
※ベジリンクでは「食べることと学ぶこと」をリンクさせ、日常に溶け込む食育活動を目指しているため、
食育コンテンツの申込みは食材をご契約いただいている保育園さまに限らせていただいております。
畑に足を運ばないとなかなか見ることができない茎付きのとうもろこし。
畑で植わっていたままの茎からまるごと提供させていただくので、
子どもたちの身長を超える約150cmサイズ!きっとみんなテンションが上がるに違いない!(期待)
「こんなお花が咲くんだ!お米にそっくり!」
「背高くて葉っぱがいっぱい生えてるのに、そこから1本しかできないんだ!」
長時間座って勉強をするといったことがまだまだ難しい子どもたちでも、
実物に見て触れることで、作物がどのようにして育つのか、植物や自然への知識を深めることができます。
大人では想定できない視点の発見もあるかもしれません。
③食べる
・みんなで美味しく食べる、自然の甘みや食感を感じる
→自分達で皮をむいたという経験は、お手伝いすることへの興味であったり、残さず食べるきっかけにも繋がります。
また、食べることで感じた『味』や『感謝』を「自分の言葉で表現する」ことは、
子どもたちの表現力、語彙力、コミュニケーション力にも繋がるので、とてもおすすめです🌸
まとめ(編集後記)
今回は、子どもにも大人気な食材「とうもろこし」をご紹介しましたが、
ベジリンクでは新鮮で美味しい野菜と、農家さんの全面協力の食育コンテンツをお届けしています。
是非ご興味があればお気軽にお問い合わせください。
最後までご覧いただきありがとうございました!次回もお楽しみに!
記事:ベジリンク編集部