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ハロウィンでも大活躍!食育初心者にオススメな「かぼちゃ」の秘密

こんにちは!ベジリンク編集部です✨

すっかり涼しい日が増えましたね!
街を歩いていると、金木犀の良い香りがしてきてすっかり秋を感じます🍂

皆さんは、「秋の味覚」といえばどのような野菜を思い浮かべますか?
さつまいも、栗、カボチャ、きのこ等…色々な種類の野菜が思い浮かぶのではないでしょうか👀?

今回は、ハロウィンにも大活躍する“かぼちゃ”についてピックアップいたします✨
子ども達にも人気のかぼちゃは、食育活動がしやすい野菜です!

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💡品種

西洋かぼちゃ、日本かぼちゃ、ペポかぼちゃと大まかに3つに分類されます。

<西洋かぼちゃ>
西洋かぼちゃは、ホクホクとした食感で一般的に甘みが強いのが特徴です。


皆さんが“かぼちゃ”と聞いてパッと思い浮かべるのは、
上記写真にある、最も国内で流通している品種の「黒栗皮かぼちゃ」ではないでしょうか👀?

その他、手のひらサイズの「坊ちゃんかぼちゃ」や「プッチーニ」、
オレンジ色で生食もできる「コリンキー」、ひょろっと細長い「すくなかぼちゃ」等…これらも全て西洋かぼちゃです。

<日本かぼちゃ>
ねっとりとした食感で甘みが少なく煮崩れしにくいので、煮物向きなものが多いのが特徴です。

日本かぼちゃの代表種は黒皮かぼちゃですが、日本各地で地域特産の品種があります。
特に、京都特産の鹿ヶ谷かぼちゃは見た目がごつごつしています。
まるでゴジラのようなので、怪獣が好きな子どもにはウケが良さそうです😀

また、ひょうたん型のバターナッツなども挙げられます。

<ペポかぼちゃ>
個性的な色形をしているので、観賞用として利用される場合が多いのが特徴です。

例えば、おもちゃかぼちゃはハロウィンの飾り用でよく用いられていますし、
意外と知らない方も多いのですが、実は…ズッキーニも分類上はペポかぼちゃの一種です!

また、そうめんかぼちゃは輪切りにしてから茹でると、本物の麺のようにパラパラとほぐれます!シャキシャキしていて美味しいですよ🍴

ざっと紹介しただけでも、かぼちゃには色々な品種があることがわかるかと思います。

『この中で、どれがかぼちゃでしょう?』といったように、かぼちゃクイズを楽しんでみるのもオススメです🎃

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💡お花

ご存じの方も多いかと思いますが、かぼちゃはウリ科の野菜です。
同じくウリ科の野菜は、キュウリ、スイカ、ズッキーニ、メロン、冬瓜、ゴーヤなどが挙げられます。

同じ仲間の野菜分けクイズを行う保育園さんもいらっしゃるかと思いますが、
花は科によって違いが現れるわかりやすい部分です。ですので、花クイズをするのもオススメです🌸

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💡旬と食べ頃なタイミング

日本で多く流通している西洋かぼちゃの主な生産地は、北海道が国産の約半数を占めており、次いで鹿児島県、茨城県です。
輸入物が入ってくるので、年間を通して出回っています。

国内で一般的に流通している西洋かぼちゃは、さつまいもと同じように貯蔵することで、でんぷんが糖にかわり甘みが増します。
収穫から3ヶ月程度は貯蔵させます。

そのため、収穫時期は7~9月頃にピークを迎えますが、流通時期のピークは9~11月頃となります。

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💡美味しいかぼちゃの見分け方

見た目では判断できないと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、見分ける方法が実はあるのです。
今回は、流通量が多く、様々な料理にも活用されている西洋かぼちゃの美味しい見分け方を3つご紹介します☝

 ①ヘタが枯れて乾いている
 →水分が乾燥していて、甘みが増している証拠です。

 ②左右対称で形がきれい
 →受粉がしっかり行えた証拠です。

 ③色ムラしている部分が濃いオレンジ色
 →皮の一部が黄色~オレンジ色になっている場合があります。

これは、生育時に地面に接していて日焼けしていない部分です。
中身の色がそのまま反映されているので、色ムラ部分が濃いオレンジになっていれば熟している証拠です。

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💡クッキング系食育でオススメの内容

かぼちゃのクッキング系食育と言えば、種とワタ取りを子ども達に手伝ってもらうのが定番ですよね。
他にも、蒸したかぼちゃをつぶしてもらう作業や、ラップで包み、にぎにぎしながら丸い形にして茶巾を一緒に作るのもオススメです👌

また、皆さんは「かぼちゃの種の秘密」を知っていますか?
生のかぼちゃには表面が固い種が付いていますが、その種の殻を開けてみると…中からパンプキンシードが出てきます😲(グラノーラやお菓子に入っているかぼちゃの種がパンプキンシードです!)

手先が器用になる年齢向けにはなりますが、子ども達にとって、とても達成感のある食育活動となりますよ👏👏

<パンプキンシードの作り方>

① 種とワタを取り出し、分離させる
② 種のぬめりがある程度なくなるまで洗う
③ 種を1週間程度、乾燥させる
④ 爪切りなどで種のふちをカットして、外殻を取り除く
⑤ 中から出てきた種をフライパンで炒ったら完成!
→少し手間はかかりますが、SDGsの観点からも実践してみるのをオススメします!

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💡まとめ

今回は、旬な食材「かぼちゃ」をご紹介しましたが、
ベジリンクでは保育園向けに新鮮で美味しい野菜と、農家さんの全面協力の食育コンテンツをお届けしています。
ご興味があればお気軽にお問い合わせください。

最後までご覧いただきありがとうございました!次回もお楽しみに!

記事:ベジリンク編集部